探偵手帳

探偵という職種を身近に感じていただきたく、真面目な事からつまらない事まで、皆様にお伝えできれば本望です。気軽に見てください(^^)

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

全能者

全能の逆説とは全能者は自分が持ち上げることができない重い石を作ることはできるのかというパラドックスです。 まず、全能者はなんでもできる人のことです。 つまり、石なんかたやすく作ることができます。 しかし、作った石を持ち上げることができなければ…

ブラックジョーク

哲学者マックス・ブラックの学生が、海外で研究発表をすることになったのだが、飛行機に乗るのをこわがった。 テロリストが爆弾を持ち込むかもしれないというのだ。 そこでブラックは彼女にこう言った。 「テロリストが爆弾を持ち込むのは、ありえなくはない…

チケット

まず、次の2つのストーリーを読み比べてください。 A. コンサートの前売り券を1万円で購入した。当日、会場最寄の駅で、チケットを紛失したことに気づいた。当日券(前売り券と同額の1万円)はまだ売り切れていないので、このまま会場へ足を運んで改め…

親殺しのタイムトラベラー

タイムトラベラーが過去に戻って自分が生まれる前の親を殺す。 するとタイムトラベラーは生まれないはずであるが、生まれないタイムトラベラーは親を殺せない。 よって親は生き残り、タイムトラベラーは生まれる。 そのタイムトラベラーには成長すると過去に…

二つの封筒問題

AさんとBさんに、お金が入っている二つの封筒が配られました。 二つの封筒のうち、1つには二倍の金額が入っていることがお互いに告げられています。 配られた封筒を開けると、Aさんの封筒には1万円、Bさんの封筒には2万円が入っていました。 このとき、相手…

「嫌い嫌いも好きのうち」

「嫌い嫌いも好きのうち」 皆さんも一度は耳にしたことがあるこのフレーズ。 心の奥底から本当に嫌いな場合でも、実は好き? 嫌いという感情と好きという感情は、かなり似ている感情。 ある日のあなた。 ある人物の事が大嫌いで、その人の事を考えていると、…

1/3 + 2/3 = 1

1/3 + 2/3 = 1は正しいのか。 1/3=0.333333…… 2/3=0.666666…… よって1/3 + 2/3 = 0.999999...... 1/3 + 2/3 = 1は正しいのか。 株式会社J.P.A.グループ(Japan Progress Agency)24時間365日対応 浮気調査 東京 浮気調査 池袋hy東京探偵事務所 町田オフィス…

うそつき村

ある男は村人全員がうそつきであるという、うそつき村を探していた。 「ここはうそつき村ですか?」 「はい、そうですよ」 「うそつきめ、お前がうそつき村の住民なら正直に言うはずがない」 いまだにうそつき村は見つからない。 どうしたらうそつき村がみつ…

「ヤマアラシのジレンマ」

「ヤマアラシのジレンマ」とは、 「自己の自立」と「相手との一体感」という2つの欲求によるジレンマ。 寒空にいる2匹のヤマアラシがお互いに身を寄せ合って暖め合いたいが、針が刺さるので近づけないという、ドイツの哲学者、ショーペンハウアーの寓話に由…

3囚人問題

ある監獄にA、B、Cという3人の囚人がいて、それぞれ独房に入れられている。 近々3人まとめて処刑される予定になっている。 ところが恩赦が出て3人のうち1人だけ助かることになったという。 誰が恩赦になるかは明かされておらず、それぞれの囚人が 「私は助か…

モンティ・ホール問題

「プレイヤーの前に3つのドアがあって、1つのドアの後ろには景品の新車が、2つのドアの後ろにはヤギ(はずれを意味する)がいる。 プレイヤーは新車のドアを当てると新車がもらえる。 プレイヤーが1つのドアを選択した後、モンティが残りのドアのうちヤギがい…

ポテト

ある農夫がポテトを100キロ収穫した。 調査の結果、ポテトに含まれる成分は99%が水分であることがわかった。 そこでポテトを陽の下で一日干し、ポテトの水分を98%にするように調節した。 水分を調節した後、100キロあったはずのポテトは理論上50キロになって…

「水槽の中の脳」

「水槽の中の脳」 これは、仮定である。 ある科学者が人から脳を取り出し、脳が死なないような特殊な成分の培養液で満たした水槽に入れる。 次に、脳の神経細胞を、電極を通して脳波を操作できる非常に高性能なコンピュータにつなぐ。 意識は脳の活動によっ…

砂山のパラドックス

砂山から砂粒を個々に除去していくことを想定する。 ここで、次のような前提から論証を構築する。 前提1:「砂山は膨大な数の砂粒からできている」 前提2:「砂山から一粒の砂を取り除いても、それは依然として砂山のままである」 前提2を繰り返し適用したと…

料金紛失トリック

ある3人が食堂で食事をし、1人1000円ずつ合計3000円を払った。 すると店主が料金をサービスし、アルバイトに対し3人に500円を返すように命じた。 しかしアルバイトは3人に対して500円を返したのでは均等に分けることができない為、その500円から200円をこっ…

男の子 女の子

ある家族を想像してみてほしい。 家族には2人の子供が居て、ひとりは男の子だ。 さて、もうひとりの子供が男である確率は何%だろうか? 単純に考えると50%なのは言うまでもない。 男女が産まれてくる割合は50:50なので、どう考えても50%で間違いないと思って…

ハゲ頭のパラドックス

『ハゲ頭のパラドックス』 まずは、前提1 「髪の毛が一本もない人はハゲである」 次に、前提2 「ハゲの人に髪の毛を一本足してもハゲである」 ここから前提1に前提2を繰り返し行う。 簡単に言うとハゲの人に髪の毛を一本ずつ育毛していく。 前提1も前提2も…

市長のパラドックス

市長のパラドックスとは、 「自分が市長をしている市に住んでいない市長を『不在市長』と呼ぶことにする。不在市長が集まってひとつの市『不在市長市』を作ることになった。その市には不在市長のみが住み、しかもすべての不在市長が住む。このとき、不在市長…

全能の逆説

「全能者は自ら全能であることを制限し、全能でない存在になることができるか」 自分を全能でなくすことが不可能なら、その全能者には不可能なことがあることになるので、全能とはいえない。 一方自分を全能でなくすことが可能ならそれを行った時点で全能者…

ワニのパラドックス

ナイル川の河岸で人食いワニが子供を人質にとり、その母親に 「自分がこれから何をするか言い当てたら、子供を食わないが、不正解なら食う」と言った。 これに対し、母親が 「あなたはその子を食うでしょう」といった場合、 1.ワニが子供を食う場合、母親は…

「トムソンのランプ」

「トムソンのランプ」は、哲学者のジェームズ・F・トムソンが考案した思考実験。 小さいスイッチのついたランプがある。 スイッチの横には男が一人座っている。 ①男は時刻時0で、ランプのスイッチをONにして明かりをつける。 ②その1秒後、スイッチをOFFにし…